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ブランド買取の情報交差点

リアルタイムのコミュニケーションこそが組織を生きたものにするのである。 ある日、コンピュータ・ビジネス○○社からの一本の電話がいきなりかかつてきた。
受話器をとると、即座に″システマティックテンポ″で一気にプレゼンテーションする男の声。 私とのアポイントを強願する。
″うさん臭さ″の背景に興味がわき、面談日を約束しンラインで結ぶ受発注の自動化をはじめ、情報化技術の進展はめざましい。 しかし、もう一つの側面から見ると″単に喜んでばかりいられない現象″も増大している。

車の両輪に例えると、片輪が″機械的ハードとコンピュータソフト″とするならば、もう片輪は間違いなく″人的システムと顧客獲得実戦ノウハウ″である。 私は、自慢にはならないが、コンピュータは素人、「人的コミュニケーション・ネットワーク・ビジネス等の人間関係を基本とするSP企画ディレクター」が本業である。
そんな私の体験と感覚を通した視点で、「機械的ハード・コンピュータソフト」と「人的システム・顧客獲得実戦ノウハウ」との両輪バランスのズレ・狂いを眺めると、かなりショッキングな現実が見え隠れする。 さて当日、ニコニコ低姿勢で現れたニ人連れ。
一人は五○代後半、まるで新入社員のようないかにも新調したといった濃紺のスーツに身を固め、浅黒い顔つきに痩せた体のコンビネーションは妙に″田舎っぽい雰囲気″(失礼!)の漂うA氏(開発担当部長と名刺にある)。 対照的にもう一人は、寝る時もスーツじゃないかと思うほど、やけにスカイブルーのビシッと決まった″ホスト風″四○代後半のB氏(開発担当常務と名刺にある)。
席につくなり、A氏のフルプレゼンテーションが開始された。 まるで機械的マニュアル通りといった口調である。
「当社では数年前からNTTと組んで数億円の開発費を投資した結果、たいへん素晴らしい理想的なシステムを完成しました。 簡単に申し上げると、FAXでオーダーを入れるだけで瞬時に全国の産地に発注、産直で商品が速やかに届きます。
さらに」と、いかに素晴らしいかの一方的なオンパレード。 完全エリア制を敷いているので、入会は一日も早い方がいいとのこと。
ニ○分も一方的な説明を伺っただろうか。 今度は私の方から″かなり溜っていた質問ぜめ″を開始した。
私の本業がSPディレクターとはまったくご存知ないらしく、単なる食品宅配組織を持つ″おやじ?″と一方的に思い込んでおられる様子。 おまけにずいぶんと間違った業界用語とマーチャンダイジング・データをさんざん聞かせていただいた後だった。

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